Traditional Japanese Workshop

Chapter 03 — Workshop Process

工房の工程

素材が生命を得るまでの、静かで厳格な旅路。

素材から作品へ、
七つの工程

From Material to Masterpiece — Seven Stages

01

Preparation

素材の準備

Material Preparation

工房に届いた杉の板を丁寧に検品し、割れや節の位置、木目の流れを確認します。この段階で、素材が持つ個性と対話し、どのような作品になるかを思い描きます。

Marking Cedar
02

Design

設計と墨付け

Design and Marking

墨壷と差し金を使い、素材に正確な線を引きます。伝統的な日本の設計道具は、何百年もの経験を凝縮した精度を持ちます。デジタル設計と手作業の測定を組み合わせた独自の手法です。

Carving Cedar
03

Rough Shaping

荒削り

Rough Cutting

大まかな形を切り出す工程です。鋸の音、鑿の音、木くずの香り。工房に漂う杉の芳香が、職人の集中力を高めます。この段階では、大胆さと正確さが同時に求められます。

Planing Board
04

Fine Shaping

仕上げ削り

Fine Planing

鉋を使い、表面をなめらかに仕上げていきます。鉋屑が薄く舞い散るたびに、素材の美しさが姿を現します。0.1mm単位の精度が求められるこの工程が、Cedar Forge Pathの作品の質感を決定します。

Sanding Cedar
05

Joinery

継手・仕口

Wood Joinery

釘や接着剤を使わず、木と木を組み合わせる伝統的な仕口技術。蟻継ぎ、ほぞ組、鎌継ぎ。これらの接合法は、作品に強度と美しさを同時に与える、日本木工の真髄です。

Wood Joinery
06

Surface Treatment

表面処理

Surface Finishing

天然油脂や蜜蝋を使った伝統的な仕上げ処理。化学薬品を一切使わず、素材本来の美しさと保護性を両立します。オイルが木に染み込む時間もまた、制作プロセスの一部です。

Oiling Cedar
07

Final Inspection

最終検品

Quality Inspection

完成した作品を全角度から検品し、職人が署名を入れます。Cedar Forge Pathの作品にはすべて、制作した職人のサインと制作年が刻印されます。これが私たちの作品への誇りと責任の表れです。

Finished Cedar Box
Artisan Carving
Master Craft

職人の手が
語るもの

What the Artisan's Hands Tell

Cedar Forge Pathの職人は、最低15年の修行を経た技術者です。手の感覚で素材の状態を読み、耳で音を聴き、鼻で杉の香りを確かめながら作業します。道具と素材と職人が一体となる瞬間に、本物の工芸が生まれます。